ベトナムからの留学生
2012年7月2日(月)、ベトナム留学生6名を受け入れました。彼女達はベトナムの看護大学卒業生で、母校の講師として学生を指導したり、病院に勤務したりするなど、実際に実務経験のある看護師です。
外国からの看護師の受け入れは、政府間の経済連携協定(EPA)に基づいており、ベトナムからの受け入れも来年度に始まる見通しです。今回は「日越関西友好協会」と「泉南生活協同組合」で独自の事業として一足早い受け入れを行いました。
彼女達は来年6月末までの間、午前は日本語学校に通い、午後からは「介護付き住宅みのり」等で研修を受け、看護師・介護福祉士の国家資格合格と日本での就労を目指します。
「看護」の経験は十分ですが、「介護」の経験が全くありません。なぜなら、ベトナムでは「介護」という言葉が存在しないからです。現在65歳〜80歳程度の年齢になっていたはずの人達が「ベトナム戦争」によってたくさん亡くなりました。日本では考えられませんが、現在のベトナムでは、32歳から35歳までの人口が、全体の3分の1を占めているそうです。その為、ベトナムでは、55歳になると「高齢者」と言われているそうです。そのような環境で暮らしてきた彼女達が「異国の地で介護をする」のは難しいのではないかと考えていました。しかし、実際に研修が始まってみると、そのような心配もなくなりました。言葉の壁はあるものの、それをカバーする明るさがあります。「ニコニコして可愛らしい」と入居者からも評判です。
夕食の盛り付けをします
居室に食事を届けます
デイサービスで記念撮影をしました
今後も彼女達の活躍ぶりを紹介していこうと思います。見かけた時は気軽に声をかけて下さい。宜しくお願いします。
(お問い合わせ先はこちら)
介護付き住宅みのり阪南
大阪府阪南市和泉鳥取951番地の1
(電話)072−470−1123
渉外担当:高森政文
- 2012.07.28 Saturday
- みのり日記
- 11:21
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