生協農園の稲刈り
■ 生協農園(瀬田農園と妹背農園)の稲刈り
オレンジコープでは、瀬田農園と妹背農園から有機・省農薬の「農園米」を栽培・出荷してもらっています。瀬田農園は和歌山県紀の川市にあり、周囲は田畑に囲まれています。専業農家で、農園米の他に年間を通して野菜を出荷しています。ご主人と奥様、娘さんの3人で全ての農作業をされています。
9月11日(土)の稲刈り当日は快晴で、朝露が消えた頃から準備を始めました。まず、機械が入るように田んぼの縁を2〜3筋、奥様と娘さんが手で刈ります。後はご主人がコンバインで刈り進めました。機械に追われるように、たくさんの蛙たちが田んぼの中を逃げ回ります。さらに稲についた小さな虫を追って、ツバメや赤とんぼも飛び交います。(省農薬のおかげですね)
脱穀済みのモミは自動で袋詰めされますが、その袋を抱えてトラックに積み込むのが力仕事で大変でした。収穫したモミは機械で乾燥させますが、水分量を確かめながらゆっくりと時間をかけます。そこかしこに瀬田さんのこだわりがうかがえました。
美しい黄金色に実りました
晴天に恵まれ順調に稲刈りが進みます
刈りながら脱穀し、袋詰めしたモミは重くて重労働です
ツバメや赤とんぼが周囲を飛び交い賑やかです
手刈りした稲は最後に機械にかけていきます
今日刈った稲はゆっくり乾燥させます
妹背農園は、和歌山県日高川町の山間部から少し開けた川沿いにあります。みかんや晩柑類、野菜も栽培する専業農家で、ご主人と奥様のふたりで農作業をされています。
9月15日(水)、前々日の雨で稲刈りを遅らせていましたが、稲に水分が残っていたのでさらに30分待ってから稲刈りが始まりました。事前に奥様が機械の入るところを手刈りしてありました。10日前には立っていた稲は穂の重みで倒れ、機械にすんなりと入らず少し手間取りました。しっかり実った証拠ですよね。今年は一部をイノシシに荒らされてしまいました。すぐに気付いて電柵で被害を最小限に食い止めました。
妹背農園は6月7日に田植えがすみました
9月上旬立派に実りました。あと10日程で稲刈りが出来そうです
「農園米」はもうすぐ新米としてお届け出来ると思います。生産者の方々の温かい思いのこもった美味しいお米をぜひ食べてみて下さいね。「農園米」は登録です、詳細はオレンジコープへお尋ねください。
- 2010.10.25 Monday
- 商品情報
- 13:53
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- by orangekita